カッパ　鍵屋の奮闘記！（キーボックス沖縄のブログ）

夜中の３時頃にＴＥＬが鳴る。
「車をインロック（内鍵）してしまった、開けて欲しい」との事。
まずはいつも通り、車種・場所等をおうかがいして、
作業価格をお伝えする。ここで、「一旦検討する」との事で
電話を切り、連絡待ちになるのが、いつものパターン・・・。


約半数は、そのまま連絡は来ない・・・。
この後、再度連絡が来るのを待つか？それとも寝るか？
いつも悩むところ・・・。


しかし最近では、最初のＴＥＬで大体、
「この方は後で連絡来そうだな・・・」とか、解ってくるようになった。
今回も、きっと「ご依頼につながる」と確信をもって、
着替えて出動の準備を整える。


案の定、数分後・・・「お願いします」とのＴＥＬが入る。
早速出動！


場所は那覇市若狭の繁華街にある、コインパーキング。
宜野湾から那覇市へは、夜中なら約１５分程度で到着する。（※準備が整っている場合）
交通量が少ない訳では無く、道路が広いので、
いくらでもすり抜けられるため、他の市町村への出張よりも
到着時間が、比較的短い。



那覇市若狭の現場に到着！
車は「三菱　パジェロミニ」お客様は、若い男性３人、恐らく夜遊びをしていて
うっかり鍵をインロック（内鍵）してしまった模様・・・





ギャラリーが３人以上になると、大抵、鍵開けイベント的な雰囲気になる。
ピッキングのツールを足元に広げる・・・これだけで、
「おぉ、スゲ～！」「本物の鍵師だぁ～！」とか、色々な反応があるのが面白い。


間も無く開錠成功。
お客様から歓声が上がる。
「鮮やか！」「さすが本物の鍵師だ～！」

私が本物かどうか？そんな事考えた事も無かったが、
これで飯を食っている以上、多分、本物なのだろう・・・（笑）
しかし、自分がまだまだ未熟者である事は、
自分が一番、痛感しているが故に、この反応には、若干の抵抗を感じる・・・


今回も帰り際に、お客様に言われてしまった事がある。


　　　　「車を盗んだ事、ないですか～？」


もちろん、悪乗りの冗談なのだが・・・（苦笑）


しかし、裏を返せば、鍵屋って「そんな風に見られてしまう事もある」
・・・って事じゃないのか？


冗談だと解っていても、内心、あまり笑える冗談じゃない（泣）
一瞬でも「私の作業している後姿のどこかに、泥棒を連想させた」と言う事なのだ。
今回も「あぁ・・・言われてしまった・・・」と、何故か？反省してしまう。

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キーボックス沖縄
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