カッパ　鍵屋の奮闘記！（キーボックス沖縄のブログ）

鍵のトラブルは キーボックス沖縄
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「鍵穴の中の折れ鍵が抜けない」との事・・・
某学校の施設の一室らしい。



急いでいらっしゃるとの事だが、
うるま市内の現場までは距離があり、
約４０分は掛かる・・・



現場の扉にはMIWAのU9LA、
ご依頼者は、この学校の先生である。
鍵を開けた後に、気が付いたら、
鍵が折れていたらしい・・・





鍵穴を目視すると、
断面は見えない・・・折れたのは先端側か？？
分解した方が早そうである。



シリンダーの分解作業。
テールを抜くが・・・あれ？折れ鍵が見当たらない？？
状況がわからず、さらに分解していくが・・・
どこにも折れ鍵部分は見当たらない（汗）



　　私：「本当にこの鍵穴で鍵が折れたんですか？」



お客様に、再度状況を確認すると、
「そうだ」とおっしゃる。



しかし、間違いなくココでは無い・・・
念のために、他の鍵穴で折れた可能性を考え、
一緒に、この日に鍵を使ったと言う、
他の学校施設の鍵穴も、一緒にチェックして行く・・・



だが、どこにも折れ鍵が刺さっている形跡無し。



再度、お客様にその時の状況を確認・・・
すると、折れた瞬間の事は分からないとおっしゃる。
気が付いた時には、キーホルダーの鍵が折れた状態だったとの事。



あちゃ～、これは、
お客様の思い込みである可能性が高いかな？
参ったなぁ・・・（汗）




・・・とすると・・・
元々亀裂の入っていたキーが、
持ち歩いている間に
折れてしまったパターンが考えられる。




　　私：「お部屋のどこかに落ちていませんかね？」



　　お客さま：「そんなはずは・・・・・・」




・・・数秒間の沈黙・・・と言うか、絶句である。
そう、何かに気付いたのである・・・





　　お客様の足元には、
　　　　折れた鍵が・・・・（大泣）