カッパ　鍵屋の奮闘記！（キーボックス沖縄のブログ）

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「扉のドアノブを、レバーのタイプに変えて欲しい」
と言う事で、錠前の取替え施工のご依頼。



浦添市大平の某マンション・・・
扉の錠前は、MIWAのECシリンダーが付いた、
HKタイプの円筒錠である。





お客様と色々検討した結果、
ここにU9仕様の、LAタイプのレバーハンドル錠を、
取り付ける事になった。



扉の加工中・・・
錠ケースを入れるスペースを確保するために、
内側を奥向きに掘る作業をするが・・・
厚さ３mmのアルミの補強材が、２枚張り合わさって、
計６mm圧の補強が、複雑に入り組んでいた！（汗）
これをカットするのに大苦戦・・・





縦横方向にはカットできても、
奥方向へのカットは、かなり困難（大泣）
想像以上の時間がかかってしまった。
その上、現場は昼間でも暗い上に、
扉の内側はさらに見えない・・・
ヘッドランプをつけても、内側を正面から照らせない。
全くかゆい所に手が届かず・・・って言った状況。



それに追い討ちをかけたのが、
同じマンションの住人方々からの
音の苦情・・・
玄関は、建物の内側の廊下に面しており、
いわゆるトンネルの中で作業しているのと一緒！
電動工具の音が鳴り響き、その度に
住人が顔を出して、私を睨み付ける・・・（汗）



しかし、一旦始まった工事を、
ここで中断する訳には行かない・・・
音を気にしながらゆっくり作業を進めるか？
一気にやってしまうか・・・？？と言ったら、
やはり後者である。
今のペースだと、丸２日はかかってしまう・・・



そんな感じで・・・加工の困難な扉と、
廊下に響き渡る騒音クレームとのはざまで、
これまでに無い、超ブルーな状態での作業となった。



しかし、やはり作業は困難で、
結局、丸一日かかって、何とか完成・・・と言うよりは、
やっと終わった、と言うのが正直なところ。







段付きの有無だけでも
かなり手間が変わる。
奥方向への切削（しかも6mm圧）って、
どうやるのが、正攻法・・・？？
久しぶりに、頭を抱えている（大泣）



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