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2011年07月11日

事務机の鍵交換(浦添市内 デスク 鍵 取替 交換 修理)

キーボックス沖縄 TEL 098-898-8520
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浦添市内の某役場よりのご依頼。
「事務デスクの鍵が無いので、作成して欲しい」との事。
シリンダーに刻印ナンバーがあるらしいので、
楽勝だろうと踏んで、現場をおうかがいする。



無印3桁のシリンダー
なるほど、良く見かけるコクヨのタイプだろう。
しかし、良くみると・・・鍵穴付近が、何やらめくれ上がっている感じ。
スコープで鍵穴を覗いて見ると・・・中身がグチャグチャ。
動いたタンブラーは、1ピンのみ(泣)

事務机の鍵交換(浦添市内 デスク 鍵 取替 交換 修理)



恐らく、ドライバー等で無理やりコジッたのだろう。
念のために刻印ナンバーで作成したキーを差し込んでみるが
ビクともせず・・・ここまで来たら、もう交換するしかない。
運良く、同タイプのシリンダーの在庫を持っていたので、
これと交換する事になった。



壊れたシリンダーを抜き出す作業。
オフィス内では、皆さんが仕事中なので、
こういう仕事は皆さんの邪魔になってしまうので、結構、気を使う。



引出を全部抜いて、そこに頭を突っ込み、
シリンダー抜き出し作業に入る・・・
そう言えば、このシリンダーって、どうやったら外れるの?
こうやって現場で悩む事は、毎度の事。
一度分かれば、今後は悩む事は無いので、これも勉強のうちと、
暗い中、あれやこれやと、必死に取外し方法を研究・・・。

事務机の鍵交換(浦添市内 デスク 鍵 取替 交換 修理)



なるほど、一ヵ所カシメられた個所がある。
ココをマイナスドライバーでうまい事起こして・・・
何とか取外し成功。
今後は、ココを楽に外すための工具を作っておこう・・・とか、
またアイデアを思いついたりする。



新品のシリンダーと交換終了。
このように、事務用・オフィス家具のシリンダー交換も、
時々あるので、どこまで在庫をそろえておくか?
とても悩むところである。

事務机の鍵交換(浦添市内 デスク 鍵 取替 交換 修理)


鍵屋の商売って、技術を売っている商売だが、
緊急性が高い性質上、ある程度の在庫が無いと成り立たない商売でもあり、
この在庫が、果たしていつか回転するのか・・・?全く予想できない。
意外と、在庫費や経費のかかる鍵屋の仕事、
やってみて、こんなにお金がかかるとは・・・と、
改めてビックリしている。


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この記事へのコメント
暑いですね、カッパさん^^

私も、つくづく感じておりますカギ業界の在庫問題(泣)

カギ業界なんて所詮独占企業ですから、すべてメーカーの言いなりです

普通に考えて、こんなに膨大な種類の錠前や、シリンダーなんて必要ないですからね(泣)

メーカー側も何とか小売店に在庫を持たせようとチョットずつチョットずつ錠前の形を変えていますよね

違うメーカー同士ならともかく、ひとつのメーカーでこんなに形状を少しずつ変えることはホント不親切ですね

個人のカギ屋さんが持てる在庫なんて知れてるんだからもっと種類を減らして欲しいですよね

やはり、特殊な業界だからメーカー数社の独占状態、やりたい放題ですね(情けない)
Posted by 愛媛のポンジュース at 2011年07月12日 10:36
>愛媛のポンジュースさん

そういう話は良く聞きますね。私も以前は流通業界におりましたので、メーカーが在庫を持たせようと、あの手この手を使って来るところは、どこの業界でも一緒なんだなぁ・・・って、つくづく思っていました。某家電メーカーが、「商品のサイクルを早くするために、製品の耐用年数をわざと短くしたりしている・・・」という話と、同じレベルの話ですね。鍵屋さんも恐らく将来は、技術のある鍵屋では無く、力(資金)のある大手だけが生き残り、零細な我々は淘汰されていくのかなぁ・・・?何て、考えたりします。
Posted by カッパカッパ at 2011年07月12日 13:10
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